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スマホの電源を切りすぎると?スマホの電源を切る頻度について

朝起きてから夜眠りにつくまで、ビジネスでもプライベートでも、片時も離すことなく24時間利用しているスマートフォンですが、電源は切るのが良いのか?また電源を切りすぎると?スマートフォンの電源を切る頻度や、切るタイミングについて調べてみました。

目次

スマートフォンはリチウムイオン電池で動いている

通話やメール通信、動画や音楽の視聴、写真撮影やデータの保存などは当たり前、地図アプリでナビゲーション、スマホ決済でお財布代わりにもなる。
アプリケーションを取り込めばどのような場面でも利用できる、生活には欠かせなくなっているスマートフォン。

そんなスマートフォンにはリチウムイオン電池が使用されています。
リチウムイオン電池は、スマートフォンに限らず、ノートパソコンや液晶ゲーム機、自動車など身近なものにも多く使われています。

リチウムイオン電池のメリット

スマートフォンは、リチウムイオン電池で動いていますがこの電池の特徴は何でしょうか。

リチウムイオン電池は小さくてもパワフル

リチウムイオン電池は、スマートフォンやノートパソコン、液晶ゲーム機など携帯可能な小型機器に使われていますが、小さい割に容量が多く、高い電力の供給が可能であるのに、軽量でありかつ小型なのが特徴です。

リチウムイオン電池は繰り返し使える

電池と聞くと乾電池を思い浮かべますが、リチウムイオン電池は「二次電池」と呼ばれ、充電することで繰り返し使用でき何度でも使用できる電池です。

リチウムイオン電池は寿命が長い

長い年月使用しても、性能や品質が劣ることのない、経年劣化に強く寿命が長いことが特徴です。

リチウムイオン電池のデメリット

リチウムイオン電池のデメリットは何でしょうか。

リチウムイオン電池は過充電はダメ

リチウムイオン電池は充電をし過ぎると負荷がかかり過ぎてしまい、急に劣化してしまい故障することがあります。
また異常に発熱することもあるため、最悪な場合は、発火や破裂など事故につながることからリチウムイオン電池は過充電してはいけません。

リチウムイオン電池は過放電はダメ

リチウムイオン電池は「自己放電」と言って使用していない時でも、電池の容量が減っていくことから、充電が切れた状態で長い間放っておくと、蓄電容量が急激に低下し電池として使えなくなるのです。
リチウムイオン電池の充電が切れたら放っておかず充電しましょう。

リチウムイオン電池は高温状態にしてはダメ

リチウムイオン電池を高温状態にすることは劣化を早めることになります。
電池の温度が高くなるほど化学反応が活発になり、リチウムイオンが減少することで劣化してしまいます。

充電でリチウムイオン電池自体を高温状態にすることは勿論、炎天下での携帯の使用であったり、高温の環境下で放置することは電池の劣化を進めるだけでなく、発火したり爆発したり大事故に繋がります。

リチウムイオン電池寿命は3年

リチウムイオン電池の寿命は、携帯電話などで使用した場合は、使用環境や使用方法にもよりますが充電、放電を500回程度繰り返すことができる、または3年程度の使用が目安と言われています。

スマホの電源は切るのがいい?

スマートフォンの「心臓」部分とも言えるリチウムイオン電池。
リチウムイオン電池の特性を知ってスマートフォンを使用することが、長く愛用するための方法の1つであることがわかりましたが、では実際にスマホの電源を切るべきなのでしょうか。

スマホの電源は切るべき

朝の目覚ましアラームに始まって、昼間は仕事でフルに使用、夜はプライベートでメールチェックやゲーム、動画や音楽視聴、スマホは四六時中、365日休まず稼働しています。
自分たちが眠っている間もメール受信などはもちろんのこと、すぐに動作できるよう常にスタンバイしています。

そんな状態であることから、電源を切ってスマホを休ませることはとても大事なことなのです。

スマホの電源を切る頻度

スマホの電源は定期的に切ることをお勧めしますが、1週間に1度がよい、1ヶ月に1度がよいなどいろいろ意見があります。
また、定期的と言ってもスマホの使用頻度や使用環境で異なります。
常に仕事で24時間使用していてフルに稼働させていたり、室内で使用している場合もあれば、1日中屋外での作業で使用したり、スマホでそれぞれ違いますが、スマホを購入してから、1度も電源を切っていないとなると不具合にもなり故障の原因にもなりかねませんので、1度電源を切ってみましょう。

スマホの電源を切る時間

フル稼働しているスマホなので、電源を切って休ませることは大事ですが、寝ている時は電源を切ったほうがよいのでしょうか、また電源を切る時間は決まっているのでしょうか。

寝ている間は電源は切らない

寝ている間は、スマホを使用していないことから、電源を切ってスマホを休ませるには良い時間帯です、またバッテリーの消耗を遅らすためにも電源を切ることはよいことです。
しかし、毎日寝る際に電源を落としていると、かえってバッテーリーに負荷がかかってしまうことから毎日寝る時に電源を切ることはお勧めしません。

電源を切る時間は5分でよい

四六時中稼働しているスマホですが、電源を切って休ませるのは5~6分程度の数分でよいといわれています。

ただし、スマホ本体が高温状態になり電源を切って休ます場合は、本体の温度が下がるまで切っておくのがよいでしょう。

スマホの電源を切るメリット

スマホは電源を切るのが良いようですが、メリットは何なのでしょうか。

充電が早くできる

スマホの電源を切って充電しても、ちゃんと充電は行われますまた、電源を切って充電すると早く完了できるようです。
急いで充電したいときは、電源を切って充電するのもよいでしょう。

サクサクと快適に動く

スマホの電源を切って、再起動させると動作がサクサクと快適に動くようになります。

これは、スマホには一度使用したアプリ、ネット検索のデータなどを保管しておく性質があるので、電源を切ることで、保管されていたものが、リセットされるためです。

スマホの動作が遅くなった場合にも、電源を切って再起動させると遅い動作が解消されるので、試してみるとよいでしょう。

スマホの電源を切るデメリット

スマホの電源を切るとどんなデメリットがあるのでしょうか。

電源を切ると受信確認できない

スマホの電源を切ると、動作が停止になるので通話やメール受信などの確認はできません。
ただし、電源を入れた後再起動すると更新された際に、その間のメールの受信確認ができます。

スマホの電源のオンオフは1番の負荷

1日も休むことなく動き続けているスマホを、電源を切って休ますことはとても大事です。

しかし、スマホの電源を切り、使用時にオンにしますが、この動作が一番バッテーリー(電池)に負荷をかけるのです。
仕事などで頻繁に使用している場合は、こまめに電源を切ることは避けて定期的に電源を切ることをお勧めします。

スマホを充電する際の注意

ゲームや動画視聴に使用して気がづいたら、バッテリーのメモリが減っていて慌てて充電することも多いでしょう。
スマホのバッテリーの充電は「コンセントに繋いで満タンになるまで放置する」が当たり前だと考えていてはいけません。
大切なスマホを長く使うためにも気をつけることがいくつかあります。

充電は100%までしてはダメ

どうせ充電するならメモリ100%まで満タンに、と考えますがスマホのバッテリーであるリチウムイオン電池の性能が最大に発揮できるのが20%~80%の間であることから100%までの充電は避けるのがよいでしょう。

完全に切れる前に充電する

スマホのバッテリーであるリチウムイオン電池は20%~80%の間で性能が最大に発揮できることから、バッテリーのメモリが完全に切れる前に充電することでバッテリーの劣化を防ぎ寿命が長くなります。

0%に近い場合は電源を切らない

旅先や出張先で、予想外にもメモリが残りわずかになり慌てて電源を切って電力の消耗を防ごうとしますが、電源は切らないようにしましょう。
なぜなら、すぐに充電するつもりで電力を節約できてもバッテリーを全て使い切ることになるからです。

充電しながらゲームはダメ

充電しながらのゲームや、動画の視聴はしてはダメです。
アプリを使用する動作はバッテリーそのものが充電と放電を繰り返していますので充電しながら使用するとバッテリーの寿命を早めることになります。

充電器は純正品を使う

スマホの充電器などは100円ストア他にもたくさん並んでいますが、メーカーの純正品以外の充電器は電圧が異なる場合があるのでバッテリーに負担をかけて事故にも繋がりますので、純正品を使用することをお勧めします。

まとめ

24時間365日、常にスタンバイ状態のスマホには知らないうちに大変な負荷がかかっています。

スマホの充電はメモリが完全になくなる前に充電し、メモリが100%まで充電することを避けると、バッテリーの負荷を軽減でき、寿命も長くなります。

そして、定期的にわずか数分の間、スマホの電源を切って休ませてあげましょう。

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