時間が経った古い染み抜きには重曹が効果的
忙しい日々の中でついつい放っておいてしまいがちなシミ汚れ。
長年のシミはそう簡単に落ちるものではないと思っている方も多いでしょう。
そこで今回は時間が経ってしまった頑固なシミを「重曹」で取る方法を解説していきます。
シミがついた時の応急処置
シミはできるだけ早めに落とした方が良い
シミは時間が経てば経つほど汚れが落ちにくくなってしまいます。
なぜかというと、衣服についたシミは時間が経つと酸化することで繊維に染み込んでしまい、その結果汚れが落ちにくくなってしまうからです。
そのため、シミが酸化して染み付いてしまう前に早めの応急処置を行う必要があり、そうすることで汚れがキレイに落ちる可能性がグンと上がります。
シミがついたときの応急処置
- キッチンペーパーを用意する(吸水性が良ければ他のものでもOK)
- 水が必要な場合はキッチンペーパーに少量含ませる
- キッチンペーパーをシミに対して慎重にトントンと叩くようにおさえる
- 1~3を繰り返し、シミが無くなってきたら濡れていないキッチンペーパーで水分をとっていく
シミがついた時の間違った応急処置
シミを拭き取ろうとする
衣服にシミがついてしまうと焦ってゴシゴシ拭き取ろうとしてしまいがち。
拭き取ろうとするとシミが広がってしまい逆効果になってしまいます。
ゴシゴシと擦ることで衣服の生地を傷めてしまう可能性もあるので要注意です。
シミを水/お湯で落とそうとする
シミがついたら最初にやってしまいがちなのが、水やお湯を使ってシミを落とそうとする行為。
正しいやり方のように思えますが、水分を使うことでシミが伸びてしまい汚れを広げてしまいます。
「お湯なら汚れが落ちやすい」と思っている方も多いでしょう。
しかし、お湯を使うことによって逆にシミが取りにくくなってしまう可能性があります。
実はタンパク質が含まれているシミは、50℃以上のお湯に浸けると凝固してしまうという性質があるのです。
これにより衣服にシミが固着し、取りにくくなってしまいます。
多くの水を使うとシミが伸びてしまうので、水を使う場合はごく少量に留めるようにしてください。
またお湯を使う場合も温度に気を付けて使用する必要がありますので注意してください。
シミの濃い部分から取ろうとする
シミの強い部分から汚れを取ろうとすると、シミが拡大してしまうリスクが大きいです。
シミは基本的に中心部がシミが濃く、その周りは薄くなっています。
まずは汚れの薄い外側から少しずつシミを吸い取っていき、最後に中心部の汚れを取るようにしていくことで、シミが拡大することもなくなるでしょう。
シミをそのままにしてしまう
「今は忙しいから後でやろう!」などと放っておくと、時間の経過とともにシミが落ちにくくなってしまいます。
シミの大敵は「時間の経過」であり、時間が経てば経つほど良くないということを覚えておいてください。
長期間シミを放置すると、クリーニング店でも対処できないような状態になってしまうこともあります。
基本的にシミは即座に対応するのがベストでなので、よほどの理由がない限りは後回しにしない方が良いでしょう。
時間が経ったシミには重曹が効果あり
シミができてもすぐに対処するのは難しい
衣服にシミがついてしまった場合、汚れが酸化して染み込んでしまう前に対処した方が良いと説明しました。
しかし日々の忙しい生活の中で、どうしてもすぐに対処できないことが多いと思います。
たとえば小さな子どもは何度も食べこぼしてしまいますが、食べこぼす度にシミを丁寧に取り除くなんてことは手間がかかってできません。
食べこぼしだけでなく、うんちや泥んこ汚れなど様々あるため、すべてに対処できずどうしてもシミが残ってしまいます。
また、外出中に衣服にシミがついてしまった場合も、シミをとるペーパーや水などをすぐに用意できない場合もあります。
即座にアプローチできたとしても、間違った応急処置をしてしまうことでシミが残ったままになってしまうこともあるでしょう。
時間が経ったシミには重曹を活用する
さまざまな事情により時間が経ってしまったシミを抜くために活躍するのが「重曹」。
重曹は料理に使われる食品添加物ですが、キッチンなどの油汚れを取るためのお掃除アイテムとしても重宝されています。
重曹を使うことによって時間が経ったシミでも落とせてしまう可能性があります。
なぜかというと、重曹にはシミの汚れを中和させて浮かせることができる働きを持っているからです。
重曹の効果でシミを浮かし、その後洗濯機にかけることで汚れが落ちやすくなります。
「時間が経ったシミだからもう無理だ・・・」と諦めてしまう前に、重曹を使って染み抜きにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
時間が経ったシミを重曹で落とす方法
重曹ペーストでシミを落とす
重曹で時間が経ったシミを落とす作業を行うにあたり、まずは「重曹ペースト」を作る必要があります。
なぜかというと、粉の重曹ではなく重曹ペーストを使うことで、どろっとした重曹がシミに密着して汚れが落ちやすくなるからです。
粉状の重曹では粉末が周りに飛んだり、上手くシミにつかなかったりと扱いづらいことが多くあります。
液状にしても液だれなどで上手くいかないと面倒です。
作業がしやすくシミがしっかり取れるため、あらかじめ重曹ペーストを作っておいた方が便利でしょう。
重曹ペーストの作り方
- 準備するもの
- 重曹
- 空の容器
- 混ぜるためのスティック
- 水
- 何もはいっていない容器に重曹を大さじ2杯いれる
- 重曹が入った容器に大さじ1杯の水を入れる
- よく混ぜ合わせてどろっとしたペースト状になれば完成
重曹ペーストを作るときに気をつけること
水と重曹の比率は1:2が目安であり、分量を間違えるとペースト状にならないため注意が必要です。
また、重曹ペーストは時間が経過すると固形化してしまうため、作りすぎには注意してください。
重曹を使って時間が経ったシミを落とす方法
- 重曹ペーストを衣服のシミに満遍なく垂らす
- シミに台所用洗剤を少々垂らす
- シミの部分を丁寧に揉み込む
- 約30分そのままにしておく
- 他の洗濯物と一緒に普通通りに洗濯機にかける
重曹を使う時の注意点
純度の高い重曹を使用する
重曹をペースト状にする際、純度が高いほうが粉の溶け込みが良く作りやすいとされています。
一般的に「掃除用」は純度が低く、「食用」は純度が高くなっています。
食用であれば安全性も高いため、重曹でシミ抜きをする際は「食用」の重曹を選ぶようにしましょう。
食用の重曹以外は口に入れない方が良い
重曹は塩化ナトリウムと二酸化炭素でできており、ベーキングパウダーの主成分でもあります。
食用の重曹は人体には無害なのですが、「掃除用」の重曹には不純物が多く入っているものがあるため、口に入れるのは好ましくありません。
なるべく食用の重曹を使ったほうが良いですが、もし掃除用の重曹を使う場合は子どもの手の届かないところで保管するようにしましょう。
重曹を長時間扱うと手荒れの原因になる
重曹は食品としても使われるため、安全性が高いというイメージを持っている方が多いと思います。
そのため重曹が直接皮膚に触れても問題ないと思われがちですが、重曹は弱アルカリ性であることを忘れてはいけません。
重曹は油汚れに強いですが、同時に人間の手の油(皮脂)も溶かしてしまうため手が乾燥してしまう可能性があります。
肌の弱い人が長時間使用すると、手がカサカサするなど手荒れの症状が出てくる場合もありますので注意が必要です。
心配な方は、念のためビニール手袋を装着するなどの対策を行うと良いでしょう。
水洗いができない衣服は重曹でのシミ抜きはできない
重曹をつかって時間が経ったシミを落とすためには、必ず洗濯機にかける又は水洗いする必要があります。
なぜなら、重曹ペーストが衣服にベッタリついているため、最後に洗濯機などで濯がなければならないからです。
そのため、「水洗い不可」の表示がある衣服は重曹でのシミ抜きを行うことができません。
重曹を使うと衣服が色褪せる原因になるかもしれない
しっかりと色のついた衣服に重曹をつかうと、重曹の粒子で衣服が擦れてしまい、色褪せの原因になってしまう可能性もあります。
白色や薄い色の衣服であればほとんど問題ないでしょうが、重曹でのシミ抜きを行う場合は衣服が色褪せるリスクも考慮する必要があるでしょう。
心配な方は、あらかじめ衣服の目立たないところに重曹ペーストを少量塗り、洗濯後の色褪せを確認してみてください。
重曹と組み合わせると効果的なアイテム
酸素系漂白剤と重曹の組み合わせ
重曹に酸素系漂白剤を加えることで、シミ抜き効果がアップします。
重曹は油汚れなどの油溶性のシミに高い効果を発揮しまが、衣服に着色しやすいワインや醤油などの水溶性のシミにはあまり効果が発揮できません。
そこで酸素系漂白剤と重曹をあわせて使うことによって、着色汚れのシミ抜き効果をアップすることができるでしょう。
もともと酸素系漂白剤にはシミ抜き効果があり、それに加えて衣服を漂白する作用も備えているため、衣服に染み込んだ着色汚れを取り除いてくれます。
使い方はカンタンで、重曹ペーストをシミに垂らした後に酸素系漂白剤を少量まぜ、あとは揉み込むだけ。
その後は30分程度おいて、洗濯機にかければ完了です。
酸素系漂白剤には除菌・消臭効果もあり、シミのニオイも消し去ってくれるため、あわせて使うと便利なアイテムです。
酸素系漂白剤のほかに「塩素系漂白剤」がありますが、こちらは漂白能力が強すぎるため、衣服の色褪せにつながってしまう恐れがありオススメできません。
使用の際は「酸素系」「塩素系」の表示を確認してから使うようにしましょう。
クエン酸と重曹の組み合わせ
クエン酸と重曹をセットで使うことでも染み抜き効果がアップ。
クエン酸も重曹が苦手とする水溶性着色汚れのシミ抜きをサポートしてくれます。
なぜクエン酸でシミが抜けるのかというと、クエン酸が「酸性」で重曹が「アルカリ性」であることに起因します。
酸性のクエン酸とアルカリ性の重曹が混ざり合うことで中和反応が起こり、炭酸ガスが発砲します。
中和反応で起こった泡には水溶性のシミを浮かせる効果があり、その後の洗浄で汚れが落ちやすくなります。
炭酸ガスは二酸化炭素であり、安全性にも問題がありません。
100均でも購入することができるため、手軽に染み抜き効果をアップさせることができます。
加湿器と重曹の組み合わせ
加湿器の熱をあてることで重曹の染み抜き効果を強める効果があります。
もともと重曹は油汚れに強いのですが、それに加湿器の熱を加えることでシミを浮かす力がアップします。
やり方はいたってシンプルで、重曹ペーストをつけた衣服を加湿器の上にかけておくだけでOK。
肉料理の食べこぼしや口紅の汚れなど、頑固なシミに試してみてはいかがでしょうか。
ツイッターで話題のシミの落とし方
重曹+食器用中性洗剤+酸素系漂白剤を使ったシミの落とし方
最近ツイッターやテレビで話題になっているシミの落とし方を紹介します。
「魔法水」と呼ばれており、重曹+食器用中性洗剤+酸素系漂白剤で作ることができます。
万能の手作り染み抜き剤ということで、ほとんどの汚れを落とすことができるそうです。
- 材料
- 重曹:小さじ1杯
- 食器用中性洗剤:3滴
- 酸素系漂白剤:小さじ3杯
材料を混ぜ合わせるだけですので準備はカンタンです。
気になる方はぜひ試してみてください。
“どんなシミも落としてしまう「魔法水」があるらしい!!”
— 四宮 金次郎 (@kinjiro4038) March 29, 2022
食器用中性洗剤:3滴、衣類用酸素系液体漂白剤を:小さじ3杯、重曹:小さじ1を混ぜ合わせ作る。シミの部分に乾いたキレイなタオルを敷き、魔法水をつけた歯ブラシで上からトントン叩きます。タオルのきれいな面に移しながら繰り返す。
ちょっとした洋服の汚れなら
— けんB@古着転売×ブログ (@fukugyoufurugi) March 27, 2022
魔法水🧙♂️
がオススメ✨
割とどんな汚れでも対応できます🧼
作り方👨🔬
・重曹…小さじ1
・食器用中性洗剤…3滴
・衣類用酸素系液体漂白剤…小さじ3杯
こちらの記事に詳細書いてました✏️https://t.co/zypKzrudFs
僕はこれで何度も仕入れ失敗を救ってもらいました🏥
シミの種類
水溶性のシミ
水溶性のシミは水に溶けやすい性質があり、すぐに対処すれば簡単に落ちる場合が多いです。
しかし時間の経過とともに衣服に染み込んでしまうと、徐々に落ちにくいシミに変わっていきます。
- ワイン
- 酒
- コーヒー
- 紅茶
- ジュース
- 醤油
- ケチャップ
- ソース
- 血液 など
油溶性のシミ
油溶性のシミは冷たい水に溶けにくく、お湯や油に溶けやすい特徴をもっています。
そのため、シミ抜きをする際はぬるま湯やオイルなどを使って落としていきます。
- 口紅
- ファンデーション
- 油
- 油性ボールペン
- バター
- アイスクリーム
- クレヨン
- 朱肉
- 肉汁 など
不溶性のシミ
不溶性は水や油にも溶けてくれないシミで、非常に落としづらい種類になります。
家庭で完璧にシミを抜くのは難易度が高いため、専門の業者に頼んでみるのもひとつの手かもしれません。
- サビ
- 墨汁
- 泥水
- 香水
種類別シミの落とし方
水溶性のシミの落とし方
水溶性のシミを落とすときは食器用洗剤などの中性洗剤を使います。
- 3倍程度に希釈した食器用洗剤をシミに塗り付ける
- 歯ブラシなどでトントンと叩いていく
- シミの部分を温かめのお湯か水で揉んでいく
- 最後に洗濯機にかけて完了
出来たばかりの新しいシミは、この作業を繰り返すことで大体取れていきます。
うまく取れない場合は少量の漂白剤を使ってみても良いでしょう。
ただし同じ水溶性のシミでも血液汚れはタンパク質を含んでおり、50℃以上のお湯で固着してしまうので注意が必要です。
油溶性のシミの落とし方
油溶性のシミにはアルコールやクレンジングオイルなどで対応していきます。
- シミにアルコールorクレンジングオイルを垂らす
- 歯ブラシでトントン叩いていく
- 3倍程度に希釈した食器用洗剤を垂らす
- 再度歯ブラシでシミを叩く
- 温かいお湯で手揉みしていく。
- ある程度シミが取れるまで1~5を繰り返していく
- 最後は洗濯機にかけて完了
油溶性のシミは40℃~60℃のお湯を使うと繊維から浮きやすくなります。
しかし、衣服の種類によって洗濯に使ってよいお湯の温度が決まっているため、表示をしっかり確認してから作業に入るようにしてください。
不溶性のシミの落とし方
泥汚れの染み抜きは落とすのがむずかしい
泥汚れや墨汁などの不溶性のシミは水や油に溶けにくく、染み抜きする上で最も難易度の高い汚れです。
特に泥汚れは泥の粒が繊維の奥底まで入り込んでしまうため、洗濯洗剤や液体石鹸などでは泥を取り除くことはできません。
なぜかというと、洗濯洗剤などは衣服に染み込んだシミを溶かすことはできますが、繊維の奥底まで入った泥の粒子をかき出すことはできないからです。
不溶性の染み抜きに効果的な洗濯用固形石鹸
そんな不溶性のシミに効果的なのが「洗濯用固形石鹸」です。
ガンコな汚れにをしっかり落とせる洗浄力の高さがあり、固形石鹸の豊富な泡が繊維の奥まで入り込んで粒子を包み、洗い流すことでかき出すことができます。
無添加の洗濯石鹸を選べば肌にも優しいため安心ですし、100均で買えるという手軽さも魅力的。
子どもの泥んこ遊びでついた汚れや、部活帰りのユニフォームについたシミ汚れを取るときなどに活躍するアイテムですので、ぜひ活用してみてください。
ただし、「蛍光剤配合」とかかれている石鹸には注意が必要です。
蛍光剤とは、白い生地の衣服をより白く見えるようにするための添加物になります。
白い衣服や靴下のシミを抜くときには威力を発揮するのですが、色がついた衣服の染み抜きをするときに色が変わってしまう恐れがあります。
洗濯用固形石鹸を購入する際は、しっかりと表示を確認するようにしましょう。
染み抜き方法は以下の通りです。
- シミをぬるま湯で濡らす
- 洗濯用固形石鹸をそのままシミに当て、何回か擦りつける
- ブラシでシミをトントン叩くようにして汚れを落としていく
- ぬるま湯でシミの部分を手揉みしていく
- 一度水で濯いでみる
- ある程度汚れが取れるまで1~5を繰り返す
- 洗濯機にかけて完了
シミの種類を見分ける方法
時間が経ったシミを見て「どこでついたシミかわからない!」などと、どこでどのようなシミがついたのか思い出せないことがあると思います。
子どもが外から帰ってきた時についている色々なシミも、どれがどの種類のシミなのか分からないことも多いでしょう。
そんなときにのために、シミの種類を見分ける方法をいくつかご紹介しますので、種類に応じた染み抜きを実践する際に役立ててください。
シミの見た目で判断する
シミの種類は見た目で判断できる場合があります。
特に用意するものもないため、まずは場合は自分の目で確認してみましょう。
- 水溶性のシミ
- 滲み方がハッキリとしており、ぼやけていない
- 油溶性のシミ
- 上下左右に線が交わりあっている
- 不溶性のシミ
- なんとなくぼやけている
シミに水滴を垂らしてみる
見た目で判断するのが難しい場合は、シミに水滴を2、3滴垂らすと種類を判断することができます。
- 水溶性のシミ
- シミが薄く伸びるように広がる
- 油溶性のシミ
- シミが滲んだり広がったりしない
シミにスプレーをかけてみる
シミの種類を判断する方法として、スプレーを噴きかけてみるのも効果的です。
- 水溶性
- スプレーの霧が染み込み、シミの色が濃くなる
- 油溶性
- シミがスプレーの霧を弾き、水分が染み込んでいかない
シミにベンジンをつけてみる
ベンジンをつけてシミの種類を確認するという方法もあります。
水溶性のシミにベンジンをつけても滲みませんが、油溶性のシミにつけると滲みますので、その違いで判断することが可能です。
染み抜きに効果的な商品
オキシクリーン
オキシクリーンは酸素系漂白剤の一種であり、粉末タイプや液体タイプ、スプレータイプなどがあります。
また数多くのラインナップがあるため、用途に合わせた商品を選ぶことができます。
衣服についたシミを漂白することで汚れを落とすことができるため、色素沈着したシミなどに効果バツグンです。
トップ NANOX シミ用
洗濯洗剤で有名なライオンの「トップ」ですが、染み抜き専用の商品も開発されています。
強力な漂白洗浄成分を有しており、シミに直接塗ってあとは洗濯機にかけるだけでOK。
余分な手間をかけずカンタンに染み抜きを行うことができます。
酸素系漂白剤であるため衣服を傷めたりすることもありません。
しみとりーな 携帯用
外出先などではシミの応急処置に困ることが多いですが、「しみとりーな」をバッグに入れておけば緊急事態に対応することができます。
特に口紅や化粧汚れなどの油溶性のシミに強いため、外食の時などに活躍しそうです。
ウタマロ 洗濯用石けん
不溶性のシミに効果的な洗濯用固形石鹸でオススメしたいのが「ウタマロ」。
部分洗い用洗濯石鹸として古くから愛用している人も多い商品です。
洗浄力が非常に高く、不溶性の泥汚れや黒ずみに加え油汚れや着色汚れに至るまで、オールマイティに活躍してくれます。
時間が経ったシミが落ちないときはプロに任せる
家庭でできる染み抜きについて説明してきましたが、シミの状況や時間経過などによっては、どうしてもシミが抜けないこともあると思います。
そのようなときは迷わずクリーニング店などの業者に染み抜きを依頼してください。
何度も説明しているように、シミは時間が経過していくことで状態が悪化していきます。
なるべく早く対処するためにも自分での染み抜きを諦め、お金を払ってプロに任せるということも選択肢として考慮しておくべきでしょう。
まとめ
- シミがついたらすぐに対処することが一番大切
- すぐに対処できなければシミが取りにくくなる
- 時間が経ったシミには「重曹」がオススメ
- 重曹との組み合わせで効果が上がるアイテムもある
- シミの種類に応じた落とし方を実践する
- どうしても落ちないときはプロに任せる
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