毎日の生活に欠かせない人も多いスマホですが、動作に不具合がある時に再起動することがありますよね。この記事では再起動することでスマホにどんな効果があるのか、デメリットについて、適切な再起動の頻度を紹介します。
スマホの再起動はやりすぎるとデメリット
スマホを適切に再起動させることができていれば、デメリットはありません。しかし、再起動の回数や自動的に再起動になってしまい、1日に何度も再起動される状態はスマホに大きなダメージを与える可能性があり、デメリットとになるでしょう。
スマホの再起動にはバッテリーを消耗する
スマホが再起動する時は、アプリやシステムを終了させたり、安全にデータを整理したり、多くの操作を必要とするためバッテリーの消費が多くなります。何度も再起動を繰り返すことはバッテリーの負担を増やし、その結果バッテリーの性能を落とすことに繋がるでしょう。
メモリ容量不足により自動的に再起動
スマホのメモリはアプリなどがスムーズに作動するために一時的にデータを保存しておくためにあります。そのメモリの容量がいっぱいになっていると、スマホ自体が故障に備えて再起動を繰り返すようになります。
容量が不足していないか確認して、いっぱいになっているようなら不要なアプリを削除したり、キャッシュを削除したり容量を増やすようにしましょう。
スマホが熱くなり自動的に再起動
スマホを長時間使っていると本体が熱くなっていることがあるでしょう。動画の視聴をしたり、ゲームを長時間したりすることで処理に負担が掛かり熱くなることがあります。
これは故障の原因にもなるため、スマホの処理を軽くするために再起動を繰り返すようになります。熱くなっている時はスマホに負担がかかっているので、使用をやめ熱が冷めるの待ちましょう。
また、バッテリーの性能が悪くなっていることも考えられます。バッテリーを交換するかスマホの買い替えをしましょう。
夏の暑い日にスマホを操作していると熱がこもり再起動することがある
気温が高くなる季節はスマホの熱を逃がすことが難しくなるので、炎天下で長時間スマホを操作することは避けましょう。再起動するようになったら、スマホを休ませて熱を逃がせるようにカバーを外したり、涼しい場所に置くことで故障を防ぐことができます。
2年半使用中のスマホが1日で3回も自動で再起動するようになりゲームで寿命を短くした?
ゲームを良くする人はスマホの寿命が早くなる可能性があります。ゲームを処理するために多くの処理が必要になり、バッテリーが熱くなりやすいです。情報の整理が必要でバッテリーの負担も大きく、再起動する回数を増やす原因になります。
1日に3回も再起動しているとなるとスマホに何らかのトラブルが起きていると考えられ、寿命が近い可能性があるでしょう。
スマホの再起動で不具合を修正、作業効率を上げる
スマホを使用することで不要なデータの蓄積やシステムの不具合が発生します。再起動しないまま、アプリを長時間使用すると蓄積されたデータのせいで処理しなければならない作業が増え時間も掛かります。
また、不具合を改善できないことはスマホの動きを悪くする原因になります。これは、無駄な操作を増やし処理に時間も掛かることからバッテリーに負担をかけることになるでしょう。
スマホを再起動することで動きがスムーズになる
再起動することでアプリを1度終了して不要な操作やデータを削除、修復や更新ができます。スマホの動きがスムーズになり、結果的にバッテリーの消費を抑えられます。
例えば、ネット環境が悪く繋がりにくい状況の時に、再起動をすることでシステムが正常な状態に戻りネットに接続できるようになります。
位置情報を利用するアプリなどは再起動することで、不要な情報を整理することができ、処理に掛かるバッテリーの消費を抑えることができます。
スマホの再起動は1週間に1回した方が良い
スマホのアプリやデータの使用量にもよりますがスマホの使用が少ない人は1週間に1回、ゲームや動画など情報量の多いアプリを使用する人は1日1回程度が再起動の適切な頻度です。
スマホの調子が悪い時だけ再起動するのではなく定期的に再起動する習慣をつけるようにしましょう。そうすることでデータを失うなどの大きなトラブルを防げます。
スマホの再起動の前に注意すること
作業途中のアプリやメールがあるとデータが消える可能性がある
使用中のアプリは終了して、メールが入力途中の場合は下書き保存するなど、起動中のシステムがないようにしましょう。作業途中のシステムがあるとデータの保存がされず、消えてしまう可能性があります。
スマホのバッテリーが少ない時は再起動できないことがある
再起動にはシステムを回復したり、データの処理をしたりすることでバッテリーを消費します。そのため、バッテリーが少ないと起動できない可能性があるので、充電が十分にあるか確認してから再起動しましょう。
充電しながらでも再起動が実行できない場合は、システムに問題が発生していることが考えられます。また、バッテリーに問題があったり他の要因も考えられるので販売店に相談するなどの対応を考えましょう。
スマホの再起動のやり方
再起動のやり方にはAndroidでは機種によって違うこともありますがだいたい同じです。iPhonehは世代によって再起動のやり方が異なりますが、今回はiPhoneのios11以降(2017年以降発売のもの)の再起動のやり方を紹介します。
AndroidとiPhoneともに電源をオフにしてからオンにする方法でも再起動ができます。
- Androidの再起動のやり方
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- スマホの電源ボタンを長押し
- メニューが出てくるので再起動をタップ
- iPhone(ios 11 以降)のやり方
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- 設定をタップしてから一般をタップ
- 下の方にあるシステムの終了をタップ
- 完全に電源が落ちて、少し待ってから電源を入れる
スマホの強制再起動のやり方は、機種や世代によって違うので、再起動中に操作不能になった時や再起動が出来なくなった時に備えて確認することをおすすめします。
スマホが再起動できない時の強制再起動
スマホがフリーズしてしまい、再起動が出来ない時には、強制的に再起動させる方法があります。強制再起動は使用していたアプリなども強制的に停止させてしまうので、データが保存されていなかったり、システムにエラーが出たりするので注意が必要です。
スマホの強制再起動をしないための対策
通常の再起動と違ってシステムやデータに悪い影響を与える可能性があり、なるべく強制再起動をしなくて済むようにデータの容量をチェックしたり、再起動をしてスマホのメンテナンスをすることをおすすめします。
スマホの強制再起動が何度も必要な時は修理が必要
強制再起動が必要な状態が1日に何度もある場合は、スマホのシステムに何らかのトラブルが起こっているので、完全にスマホが動かなくなる前に購入したお店に問い合わせるなど、できるだけ早く修理するように手配しましょう。
まとめ
スマホを快適に使うために定期的な再起動が必要です。また、再起動しても不具合が起こったり、強制的に再起動する必要があったり、自動的に再起動になる時は、システムにトラブルが起こっている可能性があるので販売店に相談するなどの対応が必要でしょう。
生活の必需品でもあるスマホを適切に再起動して、不要なものを削除、修復や整理をすることで、大切なデータを守りスマホの故障を防ぐことになるでしょう。
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