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封筒をきれいに開ける!封筒ののりをはがすコツからカッターでの開け方、それ以外の方法まで

一度のり付けしてしまった封筒を、どのようにすればきれいに開けることができるのでしょうか。

今回は封筒ののりをきれいに剥がすコツやカッターでの開け方、それ以外の方法などについてお話を進めていきたいと思います。

目次

のり付けしてしまった封筒を開けたい

入れ忘れてしまったもの

一度のり付けしてしまった封筒を開けたい時とはどんな時でしょうか。

  • 入れるべき書類等の入れ忘れ
  • 封入内容をもう一度確認したくなった
  • 誤ってのり付けしてしまった

上記のような理由で開けようとする場合は封筒を出来るだけきれいに開けたいですね。

仮に予備の封筒があったとしても郵送先の住所等を書き直す手間などを考えれば、開け直した封筒をそのまま利用したいところです。

封筒に付いているのりには種類がある

封筒には自分でのりを付けて閉じるものと最初からのりが付いているものがありますが、自分でスティックタイプなどののりで閉じたものであればすぐに剥がすことはそれほど困難ではないかもしれません。

封を閉じて短時間であれば慌てずゆっくりと丁寧を心がければ手できれいに剥がすことは可能でしょう。

しかし最初からのりの付いた封筒の場合はいくら短時間であっても簡単に剥がすことは難しく、むやみに剥がそうとすると場合によっては封筒の蓋が破れてしまいます。

最初から付いた封筒ののりには種類がありますので確認しておきましょう。

アラビアのり

アラビアのりは蓋の部分に乾燥しているのりが敷かれていて水で濡らすことで粘着力が生まれます。

未使用で保管できる耐久性もあり、自動封入機に対応したカマス型の蓋を持つ洋形封筒に多く使われていています。

アドヘヤのり

アドヘヤのりはゴム系ののりで、封筒の蓋部分と蓋を折った時に重なる部分に敷かれています。

特徴としては封をする際にのりの付いた部分どうしを押し付けることで簡単に接着できるので、大量に封入作業する時にも手間が少なく便利です。

アラビアのりに比べて耐久性が若干弱く、保管状態が悪いとのりの部分が早く乾燥してしまって粘着力がなくなるので3ヶ月から半年以内に使用してしまうのが理想です。

ホットメルトのり

ホットメルトのりは上記2つののりに比べて接着力と耐久性に優れており封筒の胴部分に敷かれていることが多く、蓋を閉じるときに剥離紙を剥がして使うタイプになります。

有機性の溶剤を使っていないことと毒性がないこともあり、食品用の容器などにも使用されています。

両面テープ

両面テープのタイプは蓋の部分に敷かれていることが多く、接着力と耐久性も高く未使用のままの長期保存に優れています。

使用するときはホットメルトのり同様に剥離紙を剥がして接着させます。

粘着を弱める方法

封筒に使われるのりはいずれも熱を加えれば溶けやすくなって粘着力が弱まりますので、やり方次第できれいに剥がすことができます。

また、熱を加えることとは対照的に低温状態にすると、のりの成分が収縮して粘着力が弱まるので剥がれやすくなります。

封筒ののりをきれいに剥がす方法

ドライヤーを使って剥がす

ドライヤーを用意して以下の手順で剥がす作業を行います。

  1. 封筒ののり付け部分全体にドライヤーの風を当てて熱を加えていく
  2. のり付けの端部分を少しずつめくる(無理をせずゆっくり、剥がしづらいのであれば再度ドライヤーの熱を加える)
  3. 剥がす時に引っ張りながらめくるとシワもできにくくなります

ドライヤーの熱風は近づけすぎると非常に高温になるので、当てる距離は時折調整しましょう。

やかんの水蒸気を利用して剥がす

やかんを用意して以下の手順で作業します。

  1. やかんに水を入れて沸かす
  2. 注ぎ口から湯気を確認したら封筒ののり付けされた部分を当てていく
  3. のり付け部分を指でゆっくり剥がす

水分によって濡らし過ぎないようにするため、のり付け部分を動かして様子を見ながら作業するようにしてください。

アイロンの熱で剥がす

アイロンとアイロン台を用意して作業を進めます。

  1. アイロン台の上に封筒を置いてのり付けした部分にアイロンを当てる(のり付け部分を上にする)
  2. 蓋の端からゆっくり少しずつ剥がしていく

スチーム付きのアイロンを使う場合は封筒がよれてふやける可能性がありますので、スチームの当て過ぎに注意してください。

またアイロンも非常に高熱になるので封筒に当てる際も紙や中身を変形させてしまわないよう、様子を見ながら慎重に行いましょう。

冷凍してのりの粘着を弱める

のり付けされた封筒を冷凍庫で冷やすことにより粘着を弱めて剥がす方法になります。

  1. 封筒をビニール袋やジップロックなどに入れる(封筒に霜がついてしまわないための対策)
  2. 冷凍庫で2時間前後冷やす
  3. のり付けされた部分の隙間にカッターを差し込む
  4. 端からゆっくり移動させながら剥がしていく

剥離剤を使う

シールや切手などを剥がす時に便利な剥離剤は封筒ののり付けにも有効かもしれません。
1.剥離剤をのり付けされた部分に塗っていく(ゆっくり染み込ませる)
2.染み込んだら端からゆっくり剥がしていく
シール剥がしや切手剥がしは液体タイプやスプレータイプと種類がありますが好みで良いと思います。

剥離剤はセリア以外の100均ショップでも入手可能です。

封筒をきれいに開ける方法

普通に封筒を開ける場合であればハサミを使って先端部分を切るだけで良いと思いますが、中身が封筒サイズいっぱいに入っていたりすると一緒に切ってしまう可能性もありますね。

封筒の中身が貴重な書類などであれば、ハサミで開封するのはできるだけ避けたいところです。

千枚通しを使う

千枚通しはのり付けした蓋部分ではなく封筒の下部を開ける時に適しています。

この方法であれば誤ってのり付けしてしまった封筒をきれいに開けて再利用することも簡単です。

  1. 千枚通しを封筒下部の蓋の折り目部分の隙間に差し込む
  2. 千枚通しをゆっくり回しながら蓋をゆっくり剥がしていく

カッターを使う

カッターで封筒を開ける場合は、千枚通しと同じように蓋の折り目部分に刃を当てて切っていきます。

  1. カッターを封筒下部の蓋の折り目部分の隙間に差し込む
  2. カッターを折り目部分の端からゆっくりスライドさせる

カッターは新しい刃の方がきれいに切れるので、使用前に古い刃をパチンと折ってから作業を始めましょう。

また新しい刃は非常に切れやすいので、開封作業で指などを誤って切ることのないように注意してください。

あると便利なレターオープナー

きれいに簡単に開封できる

レターオープナーはハサミやカッターなどに比べて、きれいに簡単に封筒を開封できるのが大きなメリットと言えます。

大量に封筒の開封作業が必要な場合にもレターオープナーを使えば、封筒サイズギリギリに入った書類等を誤って切ってしまうリスクも大幅に軽減できます。

電動式レターオープナー

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電動式レターオープナーは余計な力を必要とせずに、封筒の先端をスライドさせるだけできれいに開封することができます。
電動式レターオープナーのカット幅はメーカーや種類によって異なりますが、2mm〜4mm辺りが主流となっています。
大きさも持ち運びやすいコンパクトなものから、個人情報を保護するためのスタンプ付きやシュレッダー機能がついた少し大きめなサイズなどがあります。

手動式レターオープナー(ペーパーナイフ)

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手動式レターオープナーはカッタータイプとスライドタイプがあり、ツイートの写真はカッタータイプとなります。
カッタータイプのレターオープナーは、紙を切ることに特化している持ち手や刃の形になっているため非常に使いやすく普通のカッターよりも安全と言えそうです。
カッタータイプのものは片刃と両刃の2種類があり、好みで選んで良いと思いますが両刃であれば利き手に関係なく使うことが可能です。

手動式レターオープナー(スライドタイプ)

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手動式スライドタイプのレターオープナーは電動式に比べて値段が手頃で軽量コンパクトです。
ツイートの「オート レターオープナー」はセラミック製の刃なので、金属製の刃に比べて耐久性にも優れています。
本体の刃が内蔵された溝に封筒を差し込んでスライドさせれば、きれいに開封することができます。

まとめ

封筒の蓋をきれいに剥がすためには無理に力を加えずに、まずはのり付け部分に熱を加えたり冷やしたりすることで粘着力を弱めることが重要になりますね。

熱を加える場合は

  • ドライヤーを当てる
  • やかんの水蒸気を利用する
  • アイロンの熱やスチームを当てる

冷やす場合は

  • ビニール袋やジップロックを用意して、その中に封筒を入れて2時間前後冷凍庫で冷やす

これ以外の方法としてはシールや切手剥がしなどに使われる剥離剤も、のり付けされた封筒をきれいに開けるための有効アイテムと言えそうですね。

千枚通しやカッターは粘着力の弱まった封筒の蓋が指で開けづらい時に、隙間に当ててきっかけを作る際にも有効です。

どの作業においても焦らずゆっくりを心がけてください。

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